東京のディスカウントショップは、経営母体が質屋?

ディスカウントショップは、発足当時は質屋が母体となって展開し人気を獲得しましたが、最近ではそうでもない例が多くあります。

周辺事情も含めお話ししておきましょう。

◇質屋のディスカウントショップなら間違いない!

質問者が言うように、プレミア商品が人気のいま、質屋を母体とするディスカウントショップが人気です。

ディスカウントショップはもともと、鑑定に自信のある目利きが選んだ質流れ品などを、より安く提供するために開いたのが始まりでした。

品物の真偽については出品者である質店が太鼓判を押したものですから間違いはありません。

しかも当時は、このような業態の事業者は少なく、東京でも数えるほどしかなかったので、想像以上の人気と売上げを記録していました。

◇変わりつつあるディスカウントショップの中身。

しかし最近では、質屋業の中で鍛え上げられてきた目利き力のある鑑定人が減って、「質屋=目利き力=高付加価値=プレミア商品=ディスカウントショップ」という構図が崩れつつあります。

かつては東京の五反田や品川にも質屋が多くあり、それを裏付けるようにディスカウントショップも多数ありました。

現在ではそうした様相は影をひそめ、静まりかえったような状態にあります。

◇必ずしも質屋が経営母体とはなっていないディスカウントショップが増えました。

それでも質屋にはそれなりの勝算があります。

直近でいうと質屋系のディスカウントショップが5割強。

質屋以外の系統の事業家やオーナーが自ら経営している店が4割程度です。

今どきは質屋ルートでなくても、グッチやエルメス、ルイヴィトンといった一流品が手軽に入手できる時代です。

新古品や新品を商品の半分以上とする店も少なくありません。