母親のダイヤをリフォームして婚約指輪に。

結婚が正式に決定した二人のビッグイベントといえば、婚約指輪や結婚指輪の選択であり、結婚式場選び、仲人のお願い、披露宴のことなど、決定していかなければならない事柄がぎっしりと後につづきます。

最初の難関でもある婚約指輪選びがうまくいかなくなると後々まで尾を引いてしまうので、できるだけ日程表をつくるなどしてお互いの時間を調整していきましょう。

ところでその婚約指輪ですが、お母様から譲られた大事な婚約指輪や通常の装飾用指輪を、いまふうにリフォームして花嫁にプレゼントしたいという方もけっこういます。

たとえばダイヤの指(18KW)を宝石店などに持ち込んだ場合、それを婚約指輪としてうまく再生してくれることは可能なのでしょうか。

通常、プラチナなどのジュエリーを宝石店に持ち込んでリフォームしてもらう場合には、“いきなり持ち込んで依頼”というよりは、最初に電話などで相談したり予約をしたりして、それから了解の取れたショップに持ち込み正式な依頼を行います。

リフォームを受け付けているショップや工房では、ほとんど予約制をとっています。

なぜかというと、持ち込みの指輪の種類や宝石の状態、ペンダントにしたいのかネックレスにしたいのか、あるいは婚約指輪や結婚指輪にしたいのかといった目的によって、日程や値段が大きく異なるからです。

人気のある工房などでは、発注してから半年待ちなどというケースもあります。

一例ですが、立て爪ダイヤの指輪を持ち込みした場合で、ペンダントにリフォームした事例では1万円前後の料金が相場となっています。

ダイヤ代は持ち込みなので当然ですが費用は発生しません。

プラチナなどの金属代も持ち込みの指輪のものを使うという前提なら材料代は発生しません。

同様の考え方がダイヤの婚約指輪へのリフォームにも適用されています。

持ち込みを行ったダイヤ、使用したその他の金属代金なども費用はかかりません。

ただしオリジナルのデザインを希望してスケッチを提示したり、工房のリフォームプランにある以外の細かい指定を行った場合には、その分が基本のデザイン料金やリフォーム代金とはとは別にかかります。

したがって持ち込みをしたダイヤなどの費用は無料ですが、デザイン代が別途にかかるため1万円前後で済むことはありません。

ファッションリングに仕立て直しするケースなどでも同じ考え方です。

追加した石留め代金や枠代、加工代金などを事前に細かく見積もりしてくれるショップもあれば、「だいたいこれくらい」といった提示があって、その価格の前後で納めてくれる工房もあります。

とくにウエディングやエンゲージリングに関するオーダーはお客からの要望が細かく入るため、費用は相談次第、店頭での交渉によって決まります。

リフォームすればダイヤなどの宝石代が浮くことは間違いありません。